西洋アンティーク　フランス　薔薇の絵画　作家サイン　アート＆オブジェ　平面 [2018decembre25]

西洋絵画

フランス

薔薇

ブーケ

１９３０年頃

豊かな油絵具のボリュームを感じる作品です。

オーバル額の表面は樹脂製です。

ボリューム感のある豊かなマチエールで描かれた大らかな印象の作品です。

技法は印象派をベースにしたエコールドパリの時代の作風に近いでしょう。

特に薔薇の陰の部分の

透明感のあるクロムソンレーキ系の赤いバラと

不透明色の白薔薇と花瓶のバランスが絶妙です。

この作品を見ていて感じたこと、、

パリで活躍した作家も出身国による色感の違いがあり興味深く

個人的には東欧からロシアにかけての作家の柔らかな色調が特に好きですが

そんな事を想い出しました。

特に大陸の中央にあるフランスは

先祖を数代遡っただけで数人に一人の割合で

ルーツは外国からの移民と言われています。

多様な個性が交じりあい独特の魅了を発したのが

あのエコールドパリの時代だったのかも知れません。

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