西洋アンティーク フランス 透明水彩の風景画 アート&オブジェ平面 [2018mai23]
商品詳細
西洋アンティーク
フランス
水彩
風景画
推定1900年頃?
自然主義の素直で清楚な画風
骨董会場でぱっと眼に入り、好い画だなァ。
ココで少し描く立場から、油絵と透明水彩の違いについて
油絵は足し算で水彩は引き算の絵で制作のアプローチは真逆です。
油彩は画布の上に構築して行き、透明水彩は紙に染み込ます作業。
如実に違うのはトーンの一番明るい部分即ち、白い部分
基本的に油彩は暗部の上にホワイトを乗せ、
透明水彩は紙の白い部分=塗り残しがトーンのトップになります。
そのどちらにも卓越した画家が存在します。
英国だとターナーとか日本だと浅井忠。。
私が日本人のせいか?浅井忠の滞仏時の水彩画に惹かれます。
確かに日本には墨の歴史があり、
紙と水性顔料の扱いには長けているのかも知れません。
随分と前置きが長くなりましたが、、笑
この作品を観た時に浅井忠の素直な作品群を想い起しました。
備考
これだけの作品ですが、、不思議とサインが見当たりません。
額の縁に隠れてるか、紙の裏にあるのでしょうか??
修復
漆喰の剥がれ
漆喰層の再生
今後の工程
↓
乾燥後に砥いで形成
↓
アンティーク塗装
3層
↓
完璧では無いですが、
目立たない様に修復致しました。
SIZE
額
41,5cm×30,5cm
気泡の入ったユラユラガラス
36,5cm×25,5cm
973g
VENDU