西洋アンティーク フランス19世紀風景画 バルビゾン派 シャルル・フランソワ・ドービニー・水彩ガッシュ [2018mars17]

西洋アンティーク フランス19世紀風景画 バルビゾン派 シャルル・フランソワ・ドービニー・水彩ガッシュ [2018mars17]

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商品詳細

 

 

フランス19世紀絵画

バルビゾン派

風景画

シャルル・フランソワ・ドービニー

水彩&ガッシュ

19世紀

 

 

 

ドービニーのサイン

大変小さなサインで真似をするのは難しいです。

 


 

知り合いの骨董商が

オーベルシュルオワズ近くの骨董商から仕入れた作品です。 

時にはコローを凌駕する様な瑞々しい大気を描写する画家

透明感と張りを失う事無く、どっしりとした安定感を表現できる稀有な画家です。

 

バルビゾン派が有名になるに連れフォンテンブローの森界隈も

制作に適さなくなって来ました。

オーベルシュルオワズは新たに静かさを求めドービ二―がアトリエを構えた村です。

しかしそこにもバルビゾン派の精神的支柱であったドービニーを慕って様々な作家が集まりました。 

一番有名なのはゴッホかも知れません。

 

コローをバルビゾン派に入れるかは少し疑問が残りますが

印象派以前のフランス19世紀風景画家の中でもコローと並ぶ大変好きな作家です。

同時代ではフランスのブーダン、

英国のコンスタブル・ターナー等も優れた作品を残しています。

 

ドービニー美術館 ←一方通行の奥の白い壁 街灯の横の家がゴッホの下宿先 右端がゴッホの描いた市庁舎

ドービニーのアトリエ辺り ←ゴッホが描いた場所・ドービニーの庭

奥の教会はゴッホが描いたオーヴェルの教会

 

***

以下の事からドービニーの真筆だと推測されます。

 

* 額は装丁時の状態で閉じられています。

恐らく19世紀後期だと思われます。

 

* 作品は油彩画の構想の下絵か旅行中のスケッチだと思われます。

作品から描かれた時間が想像出来ます。

恐らく15分から30分以内でしょう。

 

高度な対象の掴み方

描き方の特徴として対象を写すと言うより

空間の構築性、もっと踏み込んで行くと

油彩などにした場合の絵具を配置する手順を探っている様子が伺えます。

並の作家では不可能です。

 

サインの筆致

他のドービニーの作品と一致します。

息子の画家カール・ドービニーとも違います。

彼も有名な画家ですがサインはカール・ドービニーと入ります。

カールの水彩はもっと固有色が強いです。

 

* 出処がオーベルシュルオワズの近く。

 

* コローと違ってドービニー作品の古い時代の贋作が出回っている情報が少ない。

 

 

 

備考

鑑定書は付属していません。

真筆で無いと証明された場合は、代金の返済を保証致します。

鑑定書を添えてお申し出下さい。

 

 


SIZE

39,3cm×33,7cm

作品

17,2cm×12cm 

 1130g

 


 

 

VENDU 

アンティークやブロカントの掘り出し物を、現地での機動力と情報収集力を活かし、フランスを中心に欧州各地から探し出し、現地ボージョレよりお届け致します。時を経て更に存在感を増して行く様なモノをお届けしたいと思っています。